昨日のNYダウは高くスタートし、一時200ドル近く上げたのですが、FOMCの議事要旨公表後は下げ幅を急速に縮小。
結局、40ドル程度安い水準でクローズとなりました。
昨日の日経平均の日足は、その前日につけた陰線の実体部分の中で陰線が並ぶ「陰の陰はらみ」という形だったので、昨日打診で買いを入れてみました。
しかし、昨日の記事「 日経平均の日足は2日続けて陰線が並ぶ。「陰の陰はらみ」は買い転換となるか? 」でも書いたように、
「陰の陰はらみ」は、この翌日に前日の陰線を包み込むような陽線になったり、上放れの陽線となった場合は、買い転換となる可能性が高いのですが、
昨日は途中までNY株が高かったものの、引けにかけて一転して売りに押される展開となりました。
このため、このパターンとなる可能性は低くなったかと思い、昨日建てた打診での買いは寄りで手仕舞いとしました。
今晩のNYが昨日の流れを引き継がず、落ち着いた動きとなるのか?
今日の日経平均は、100円程度安い18754円で寄った後、売りに押される展開となり、13時26分には300円以上安い18532円まで売られました。
その後は安値圏で揉み合う動きとなり、▲264円の18597円でクローズとなりました。
ただ、ドル円は日経平均の下げの割にはそれほど落ち込まず、夜間に入ってからはやや円安方向に振れる動きとなっています。
これを受けて、日経平均先物は一時18750円まで戻しています。
今日、日経平均は18532円まで下げたので、1/18につけた18650円の安値を割れてきています。
しかし、日経平均の下げの割にはドル円は意外と底堅い動きとなっているので、取りあえず今晩のNY市場が昨日の引けにかけての流れを引き継がずに落ち着いた展開となれば、下げているのは日本株だけという事になるので、動きとしては沈静化してくるのかもしれません。