今日の日経平均は18714円で寄付き、前日よりも100円以上上げてスタート。
その後、9時35分に18785円まで上げたのですが、米国のシリア攻撃のニュースが流れると売りに押される展開となり、11時12分には18517円まで下落。
そこからは一転して戻り方向になり、18750円と、日中の高値近辺まで戻る場面もありました。
しかし、引けにかけては再度押し戻される動きとなり、結局+67円の18664円で日中の取引を終えました。
本日の日中高値は18785円に対して、同安値は18517円だったので、日中の値幅は270円程度あり、上下に乱高下が激しい一日でした。
なお、日経平均の今日の安値は18517円だったので、昨日の日中安値18532円を割り込みました。
しかし、TOPIXについては今日の安値は1478に対して、昨日の日中安値は1476だったので、日経平均とは異なり、安値割れは回避しました。
ここから数日の動きは大事なポイントになるかもしれない
今日の日経平均は、寄り値が18714円に対して、引け値が18664円だったので、日足の形状は小陰線となりました。
昨日の日足も陰線で、今日は昨日の日足の実体部分の中で陰線が並ぶ形となっているので、「陰の陰はらみ」という形になっています。
「陰の陰はらみ」は、教科書的には、この翌日に前日の陰線を包み込むような陽線になったり、上放れの陽線となった場合は、買い転換となる可能性が高いと言われているのですが、
4/5「 日経平均の日足は2日続けて陰線が並ぶ。「陰の陰はらみ」は買い転換となるか? 」もこの形状が出たものの、その翌日(昨日)が200円以上下げる下落だったので、買い転換とはならずでした。
なので、今度は来週月曜日の相場がどう動くのか、注目したいところです。
また、ドル円も110円の大台を維持できるのかの攻防が続いております。
今日も日中一時110円13銭ラインまで下げ、3/27につけた安値に顔合わせする場面もあったのですが、そこから戻る動きとなっています。
仮にドル円がこのラインを割れずに維持できれば、3/27と今日の安値で二点底となり、反発となるかもしれません。
ドル円が反発してくれば、日経平均も戻り方向への動きとなると思われます。
しかし、逆にこのラインを維持できないようであれば、日経平均の下値が更に広がる形になると思いますので、今後の方向性を見る上で、ここから数日の動きは大事なポイントになるのかもしれません。