昨日の日経平均は18460円の安値まで下げた後、18552円まで戻して引けました。
今日は、当該安値を下回る18391円で寄り付き、10時21分には前日よりも250円程度安い18304円まで売られました。
その後は下げ幅を縮める展開となり、最終的には▲125円の18426円で日中の取引を終え、3日続落での引けとなりました。
今日の日中高値は18455円で、昨日の日中安値が前述の通り18460円だったので、わずか5円ではあるのですが、今日はマド空けでの下げでした。
昨日は60円程度マドを空けて下げているので、これでマド空けでの下げは2日連続となりました。
なお、TOPIXも同様の動きとなっており、連日の安値更新で、2日続けてのマド空けでの下げとなっています。
騰落レシオは74.7%まで下げてきているが、まだ底入れ感が出てくるほどたたき売られているという感じではない
4月以降、4/7までは下値を切り下げながら、上げと下げが交互に繰り返される動きが続いていたのですが、今週に入ってからは下げが続く形となっており、今日で3日続落となりました。
ここのところ売りに押される展開となっており、騰落レシオも74.7%まで下げてきています。
しかし、25日線との乖離が▲3.53%で、75日線との乖離も▲3.95%なので、底入れ感が出てくるほどたたき売られているという感じではありません。
この先だと200日線が17800~17900円あたり(今日の時点で17847円)に位置しているので、当面はこの辺りを目指す動きとなるのではないかと思われます。
なお、日経平均は昨年の10月以降、200日線よりも上の水準(※1)で推移しているのですが、この先、その水準でも下げが止まらないとなると、昨年6/24の14864円から上げてきた上昇は、上げの波動に転換しての上げではなく、中間反騰としての上げ(※2)だったという可能性が高くなってくるので、この先その水準を維持できるのか否かは今後の方向性を考える上で重要なポイントになってくると考えます。
(※1)トランプ大統領が決定した11/9に200日線の水準を割れたものの、その時はその翌日には同水準を回復をしたので、200日線割れは一時的だった。
(※2)仮に中間反騰としての上げであった場合、昨年6/24の14864円が最終的な安値ではないという可能性も出てくると思われる。