前日の米国株市場ではFRBによる利上げが長期化することへの警戒感が再燃。
米長期金利が一時4％近くまで上昇し、これを嫌気する形で幅広い銘柄に売りが広がり、NYダウは200ドル以上下落。
これをうけて今日の日経平均は、27363円で寄り付き、下落して開始しました。
10時1分に27305円まで下げたのですが、そこから切り返して14時35分に27530円まで上昇。
大引けは＋70円の27516円で終了。
日経平均は続伸となりました。
売買代金は2.7兆円台でした。
NYダウで、2段下げの調整が進行中の場合、安値の一つの目途は32203ドルあたり
前日の米国株市場で、NYダウは32636ドルまで下落し、32643(2/24）を割れてきました。
NYダウは34712（12/13）の戻り高値から調整局面が続いているのですが、戻り高値をつけて以降の安値である32573（12/22）が近づいてきました。
この安値の近くには200日線（昨日の時点で32354ドル）もあるので、戻り高値からの調整局面がこの近辺（32500ドルあたり）で止まることができるのかが目先では注目されます。
なお、32500ドルを明確に割れてくると、以下のような2段下げで調整が進行中ということになると思われます。
ａ波：34712（12/13）⇒32573（12/22）
ｂ波：32573（12/22）⇒34342（1/13）
ｃ波：34342（1/13）⇒現在進行中
なお、ａ波の下げ幅は▲2139なので、a-b-cの2段下げで調整が進行中ということになると、c波の安値の一つの目途は、34342（1/13）から▲2139下げる32203ドルが考えられます。
