前日の米国市場で、主要3指数が上昇して取引を終えたことから、東京市場も堅調に始まり、日経平均は27515円で寄り付き、90円程度高い水準でスタートしました。
その後、9時56分に27585円まで上げましたが、そこから軟化して14時33分に27400円まで下落。
マイナスとなる場面もありました。
ただそこから切り返して大引けは+21円の27445円で終了。
日経平均は小反発で取引を終えました。
売買代金は3.3兆円台でした。
5波目の戻りに移行するためには、NYダウが32643(2/24)で目先の安値をつけて反転してくる必要がある
現状、日経平均は、25661(1/4)で安値をつけてから、以下のような5波構成の戻りが進行中と見ています。
1波:25661(1/4)⇒26547(1/12)
2波:26547(1/12)⇒25748(1/16)
3波:25748(1/16)⇒27821(2/6)
4波:27821(2/6)⇒27046(2/22)?
5波:27046(2/22)⇒現在進行中?
4波目の安値を27046(2/22)でつけたなら、そこから5波目の戻りが進行中という見方ができます。
仮にその見方が正しいとすると、ここから3波目の高値27821(2/6)を抜く方向で動いてくるのではないかと思われます。
なお、米国株市場で、NYダウは34334(2/1)をつけてから、32643(2/24)まで下落。
そこから昨日小幅に反発して32889ドルで引けています。
NYダウが34334(2/1)をつけてからの調整がまだ終わっていなければ、32643(2/24)の安値を再び下に抜けてくると思われます。
そうすると、日本株もそれに引きずられて5波目の戻りに移行できない可能性もあるので、とりあえず、NYダウが32643(2/24)で目先の安値をつけたのかどうかが、目先的には注目されるポイントになります。