前日の米国株市場で主要3指数が揃って上昇。
この流れを引き継ぎ、日経平均は27768円で寄り付き、小高く始まりました。
9時6分に27897円まで上げたのですが、前日までの2営業日で700円以上の上昇をみせていたこともあり、その後は売りに押されて、12時30分に27684円まで下落。
大引けは▲7円の27724円で小幅下落となりました。
騰落銘柄数は、値上がりが1010銘柄に対して、値下がりが1061銘柄で、拮抗する形でした。
売買代金は前日よりも減少して2.1兆円台でした。
TOPIXは75日線近辺での攻防を抜け出すことができるのか
日経平均は3日ぶりに下落となりましたが、TOPIXは上昇で、1935.66で引けました。
TOPIXの今日の日中高値は1946.92までで、8/13~16にかけて空けたマド(① 1948.08~1953.44)を埋めるところまでは戻していません。
現状、TOPIXは8/23~24にかけて空けたマド(② 1918.57~1925.21)を埋めずに戻り基調にあるのですが、このまま下の方で空けたマド(②)を埋めずに上の方で空けたマド(①)を埋められるかどうかが目先のポイントになります。
下の方で空けたマド(②)を埋めずに上の方で空けたマド(①)を埋めてくると、地合いとしては強いと判断できると思います。
なお、TOPIXの一目均衡表の遅行線は、陽転入りする一歩手前のところに位置しています。
とりあえず、明日も続伸となれば、7/7に陰転入りして以来の陽転入りということになるので、強気要素が一つ増えることになります。
現状、TOPIXは75日線(今日の時点で1931.7)近辺での攻防となっていますので、ここから上げが続いてこの攻防を抜け出すことができるのかが注目されます。