前日の米国株市場では主要株指数が揃って下落でしたが、今日の東京市場はリスク選好の地合いが続き、日経平均は27091円で寄り付き、200円以上高く始まりました。
外国為替市場でドル買いの動きが一段と進行し、120円台に入る円安となったこともフォロー要因となり、10時32分に27284円まで上昇。
その後も高値圏でもみ合いとなり、＋396円の27224円で終了。
日経平均は6日続伸となりました。
売買代金は3.4兆円台でした。
TOPIXは75日線抜け
昨年の3月3日に、「ドル円は2015年に125円の高値をつけて以降長きにわたって低迷していたので、今後円安方向への動きがより鮮明になってくるのではないかとみております」と書きました。
この時のドル円は一時107円台にのせる水準だったのですが、そこから更に円安が進み、今日の段階でドル円は120円台にのせる動きとなりました。
ドル円は円安方向への動きがより鮮明になってくるか
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souba20.com
2021.03.03
今後、ドル安の動きは更に進行し、2015年につけた125円の高値を抜ける方向で動いてくるのではないかと考えています。
なお、株式相場の方も6日続伸となり、TOPIXは1933.74で引け、75日線（今日の時点で1929.81）を抜けてきました。
3/9に安値をつけてから戻りが急となっているのですが、TOPIXは2/10につけた戻り高値1969.73を抜けてくると、下値切り下げの動きが転換することになりますので、戻り方向への動きがより鮮明になってくるのではないかと思われます。
この近辺には200日線（今日の時点で1961.91）もありますので、ここからの戻りで1960あたりを抜けてこれるのかを見ていきたいと思います。
