今日の日経平均はリスク回避ムードのなか、26981円で寄り付き、27000円台を割れてスタートしました。
その後も漸次水準を切り下げる展開を余儀なくされ、12時40分に26872円まで下落。
一時下げ幅は400円に迫りました。
ただ、後場に入ると、中国の新型コロナウイルスの規制が緩むとの思惑が押し目買いや買い戻しを誘い、下げ渋る展開になり、引けは▲250円の27006円で終了。
日経平均は4日ぶりに反落となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.5兆円台でした。
保ち合いを抜けるような動きが出てくるのを待つ局面か?
今日は26981円で寄り付いたので、前日からマドを空けて開始する展開となりました。
その後の日中高値は27092円までだったので、前日の安値27192円には届かず。
100円程度マドを空けて下げる形で取引を終えました。
ただ、寄りで27000円を割れたものの、引けは27006円で終了したので、辛うじて大台は維持しました。
また、安値から130円程度戻したので、日中の安値で引けるという嫌な形ではありませんでした。
そのほか、TOPIXについては、前日の安値1901.42に対して、今日の同高値は1899.25なので、多少のマド空となったものの、日経平均ほどはマドを空けて下げる形にはなりませんでした。
ここで、日経平均、TOPIXともにマド空けて大きく下げる形となると、短期的にはまた下押しとなる可能性も高くなるところだったのですが、下げとなったものの、上記のような点から、先行きに影響を与えそうな下げる形ではなかったと思われます。
TOPIXのチャートの形状とかをみますと、三角保ち合いっぽい感じでレンジ相場のような値動きとなっているので、保ち合いを抜けるような動きが出てくるのを待つ局面ではないかと考えます。