前日の米国株市場でNYダウが大幅上昇となり、初めて終値で26000ドル台に乗せた流れを引き継ぎ、寄り付きは買いが先行。
日経平均は24078円でスタートし、寄付きで24000円の大台乗せとなりました。
ただ、高かったのは寄り直後までで、9時3分に24084円をつけた後は目先の目標達成感から利益確定売りに押される展開に。
後場に入ると、売り圧力が更に強くなり、下げに転換。
引け際の14時51分に23699円まで下げた後、やや戻したものの、結局マイナスで取引終了。
日経平均は▲104円の23763円でクローズとなりました。
今日は、日中の高値が24084円に対して、同安値が23699円で、日中値幅は385円と値動きが大きい1日でした。
この動きをうけて商いも膨らみ、売買代金は前日よりも増加して3.5兆円台で、3兆円の大台超えでした。
TOPIXも高値更新となったものの、良い流れは寄り直後までしか続かず
ここまで日経平均は1/9につけた高値(23952円)を1/16に23962円で抜けていました。
それに対して、TOPIXは1/9につけた高値1895に対して、1/16の高値が1894なので、1/9の高値を超えられずという形でした。
しかし、本日は、日経平均は24084円まで上げて直近の高値を抜けてきたのですが、TOPIXも1906まで上げ、直近の高値を抜けてくる動きとなりました。
これで日経平均、TOPIXともに高値を抜けてくるという形になったのですが、その良い流れは寄り直後までしか続かず。
以降は、TOPIXの動きが鈍くなり、前場段階で日経平均は+110円とプラスを維持していたのですが、値上がり786銘柄に対し、値下がりが1177銘柄(前場終了段階)だったので、前場段階から指数はプラスを維持していたものの、全般的な動き自体はあまり芳しくない感じでした。
結局、その流れが後場に影響して、売られて終わるというかたちになりました。
さて、本日の日足は比較的大きな陰線で、高値圏で出た陰線となるので、パターンとしては良くない形になります。
24000円の大台を超えてきたので、本来ならば、もう少し上に行ってから反落となると思うのですが、20週サイクルの高値をつける時間帯にあるという事と、今日の動き方から鑑みると、ここら辺りから調整を入れて、20週サイクルの安値をつけにくる動きとなるのかもしれません。
取りあえず、明日も下落となると、その見方が強まるのではないかと考えます。
(※)調整の動きがあったとしても、中期的なトレンドは上と考えています。
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