米金利の上昇一服を受け前日のNYダウが上昇。
これをうけて、今日の日経平均は21789円で寄り付き、50円程度高い水準でスタートしました。
その後、9時21分に21741円まで下げ、上げ幅を5円程度にまで縮める場面もありましたが、そこからは切り返し。
引け前の14時49分に21903円まで上昇。
最終的には+156円の21892円でクローズとなりました。
今日は反発となりましたが、休日前で積極的な売買は手控えられ、東証1部の売買代金は2.2兆円台で、今年2番目の低水準でした。
直近安値からの経過日柄や、米国市場でのイベントから来週の動きは注目されるところ
ここまでの日経平均の動きを日柄面から振り返ると、24129(1/23)の高値から20950(2/14)の安値までの日柄が16日(両端入れ)となっています。
これは、2/13の記事「日経平均は2/6のザラ場安値を維持できないかもしれないが、底打ちのタイミングは近いとする見方は変わらず」でも書きましたが、
2013年5月に、15942(5/23)から12415(6/15)まで、急落した時の日柄16日と同じです。
2013年5月の急落の時は、12415(6/15)の安値から反発して暫く安値圏でもみ合った後、14953(7/19)まで上昇。
直近の下げ幅の71.9%を戻す動きとなりました。
この時は、12415(6/15)の安値から11日目(両端入れ)あたりから戻りの勢いが出るかたちとなりました。
一方、現時点の動きは、20950(2/14)の安値から22152(2/19)まで上げたものの、24129(1/23)の高値から20950(2/14)の安値までの下げ幅▲3179に対する戻り率は37.8%で、戻りの勢いは欠けるという動きになっています。
仮に2013年5月の急落の後の動きと似たような動きを辿るとしたら、その時は上述したように安値から11日目あたりから戻りの勢いが出ています。
20950(2/14)の安値から経過日柄は今日の時点で8日目(両端入れ)となっているので、もしも今回も似たような動きになるとしたら、来週あたりから戻りに勢いが出てくるという事になります。
なお、来週は、注目イベントでもあります、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長による初の議会証言が2/28~3/1にあります。