今日の日経平均は22977円と高く寄り付いた後、9時9分に23011円まで上昇。
一時、5/21以来、23000円台に乗せる場面もありました。
しかしその後は一転して下落。
11時16分に22797円まで下げ、前日比マイナスとなりました。
そこから今度は切り返しに転じ、引けは+74円の22878円で取引終了しました。
本日は注目の米朝首脳会談が日本市場が開いている中、開催されたこともあり、先物主導で指数が乱高下する展開でした。
日中高値が23011円に対して、同安値が22797円だったので、日中値幅は214円。
売買代金は前日よりも増加して2.3兆円台。
商いは昨日よりも増えましたが、日中値動きがあったわりには、さほど商いは盛り上がらないという1日でした。
市場環境は好転してきているので、あとは無事注目イベントを通過するのを待つ所
取りあえず、米朝首脳会談は無事終了となりました。
しかし、今週は、アメリカのFOMC、日本の日銀会合、欧州のECB理事会など、日米欧の中央銀行会合が開催されるため、今週の注目イベントが一つ終わりましたが、まだFOMCや、ECB理事会等を控えて積極的に動けないという感じかと思われます。
ただ、
日経平均は21931(5/30)の直近安値から反発傾向にあり、
5/28まで低下傾向にあった75日線が5/29から上向きに転じてきており、
6/8には5日線が25日線を上回るミニゴールデンクロスを示現する等、
市場環境は好転してきております。
昨日の記事「今週は米朝首脳会談や、日米欧の中銀会合など重要イベント通過で、上げ方向への動きが明確にならないかと期待する所」でも書いたように、
重要イベントが終わるまでは積極的に手掛けずらいが、それが無事通過となれば目先手控える要因がなくなり、様子見していた向きが買いに回り、上げ方向への動きが明確になる、
というシナリオも考えられます。
現状、今週金曜日の日銀会合の注目度は低く、13日のFOMCや、14日のECB理事会の注目度が高いので、これを通過した15日(金)あたりから動きが出てこないかと期待しているところです。