今日の日経平均は22734円で寄り付き、小幅安で寄り付いた後、10時5分に22869円まで上昇。
一時前日比100円程度プラスの水準まで上げました。
しかし、人民元が対ドルで下落し1年ぶりの安値水準を付けたことを受けて先物に売り
が出て、後場に入ると下げ幅を広げ、13時58分に22541円まで下落。
今度は一転して、200円以上下げる動きとなりました。
ただ、中国株の上昇となったことで、それを支えに大引けにかけて下げ幅を縮小する展開に。
最終的に、▲66円の22697円で取引を終えるかたちとなりました。
売買代金は前日よりも増加して2.3兆円台でした。
短期線~長期線がわずか80円程度のレンジ内に集中
今日の日経平均は一時22541円まで下げたのですが、引けは22697円だったので、5日線の水準(今日の時点で22710円)をやや下回って引けるかたちでした。
これまで書いてきているように、21462(7/5)の安値から22949(7/18)まで、上げのピッチがやや早かったので、一旦スピード調整を入れる形での下げとなっているのかと思われます。
なお、現在の移動平均線を見ますと、短期線(25日)、中期線(75日)、長期線(200日)が以下のように、22300円近辺に集中しています。
①短期線(25日):22306円
②中期線(75日):22330円
③長期線(200日):22250円
現状では、200日線の22250円~75日線の22330円まで、短期線~長期線がわずか80円程度のレンジ内に集まっています。
短期線~長期線が集中した後は、相場が上下どちらかに大きく振れる傾向があるのですが、
7/17の記事「来週以降、日経平均は23000円の大台抜けを目指す展開となるか」でも書いたように、決算発表が本格化する来週後半以降、上げ波動が再開すると見ています。
よって、現状の短期線~長期線の集中は、相場が上方向に振れる前触れではないかと考えています。