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日経平均は3日続落で22500円割れだが、スピード調整を入れる動きと考える

日経平均チャート 日経平均
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ド ル円が円高方向に振れたことをうけ、今日の日経平均は22480円で寄り付き、先週末比で200円以上安い水準でスタート。

9時4分に22507円で日中高値をつけた後は、下値を広げる展開に。

後場入り後の13時21分に22341円まで下落し、350円程度までマイナス幅を広げました。

その後は安値圏での動きとなり、▲300円の22396円で終了。

日経平均は3日続落で取引を終えるかたちとなりました。

なお、売買代金は前日よりも減少して2.1兆円で、商いは低調でした。

本日、日経平均の下落率は▲1.33%でしたが、日銀が今月30、31日の金融政策決定会合で、金融緩和策の持続可能性を高める方策を議論する検討に入ったとの報道を受けて銀行株などが上昇した事を受け、TOPIXの下落率は▲0.36%と、限定的でした。

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今週は週後半以降、上げ波動が再開する形となる展開を期待

本日、日経平均は、短期線(25日)、中期線(75日)、長期線(200日)が集中している22300円近辺にまで下落してきました。

今日の時点で移動平均線は以下水準に位置しています。この中で②中期線(75日)と③長期線(200日)は上昇傾向にあるのですが、①短期線(25日)は下落傾向にあります。

①短期線(25日):22288円

②中期線(75日):22344円

③長期線(200日):22261円

現状、一目均衡表の遅行線が陰転しているため、短期線(25日)は下落傾向にあります。

ただ、一目均衡表の遅行線は26日前の日足水準に接近している状況にあるので、例えば仮に明日、明後日と反転となり、水曜日の段階で日経平均が22500円とか22600円辺りを超えてくると、遅行線が陰転⇒陽転となる可能性が出てきます。

遅行線が陽転すると、短期線(25日)も下落から上昇へ変化します。

短期線(25日)は6月18日あたりから下落傾向にあるので、それが1ヶ月弱ぶりに上向きへと変わると、明るい兆しが一つ増えるという事になります。

 

なお、本日、日経平均は300円近く下げるという動きになりましたが、

7/19の記事「日経平均は5日ぶりに反落。23000円の大台抜けを前に、一旦スピード調整を入れる動きか?」で書いたように、現状の動きはスピード調整を入れる動きになると見ております。

また、7/17の記事「来週以降、日経平均は23000円の大台抜けを目指す展開となるか」で書いたように、決算発表が本格化する今週後半以降、上げ波動が再開すると考えております。

果たして、今週、スピード調整が終了し、上げ波動が再開する動きとなるのでしょうか。

引き続き、動向を注視したいと思います。

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