前日のNY株はマイナスでしたが、本日は前日までの大幅安の反動で買いが先行。
日経平均は22053円でスタートし、寄り付きで節目の22000円台を突破。
寄り直後につけた22047円が日中の安値となり、その後は先物主導で買われる展開に。
トルコリラ安の一服などを背景にリスク回避ムードが後退してショートカバーを誘発したこともあり、引けにかけて買いの勢いは鈍らず、日経平均は+498円の22356円と、日中の高値で引ける動きとなりました。
昨日の下げ幅が440円安で、今日の上げ幅が498円なので、1日で前日の下げをカバーするとともに、22000円の大台も1日で回復しました。
ただ、商いは盛り上がりに欠け、売買代金は前日よりも減少して2.0兆円台でした。
昨日空けたマドを1日で埋めてくる
本日、日経平均は22356円まで上げてきたことで、200日線(今日の時点で22390円)回復まであと34円ほどの水準まで戻しました。
また、一目均衡表の遅行線も、今日22052円以下で引けると陰転入りとなる所だったのですが、ぎりぎりの所で回避する形となりました。
その他、昨日空けたマド(22124~22272円)も1日で埋めてきました。
これらの動きを見る限りでは、昨日の安値で底を入れたのかという感じもします。
なお、現状は8/6の記事「現在はブレグジット後の安値からの上昇波動の中の、4波目の修正波が進行中という見方」で書いたように、第4波の中の一番最後の波をやっている所と見ています。
これが終わると、5波目の上げに転換すると想定しているのですが、第4波の中の一番最後の波は昨日の下げで終了となったのでしょうか?
底を入れたかどうかはもうしばらく動きを見ないと判断しづらいのですが、昨日つけた安値21851円は、20347(3/26)と21462(7/5)の安値を結んだライン近辺まで押してきているので、まあいい水準まで下げてきたという感じもします。
ここにきてボラティリティ(変動率)が上昇し、上下に振れが大きくなってきているので、相場に落ち着きが出てくるのを待つところかと思います。
◆日経平均が上がると考えた場合、日経平均先物を買うという選択肢もありますが、日経平均先物を買う場合と比較して、くりっく株365の買いには①配当がつく、②取引期限がない等のメリットがあります(以下の記事ご参照)
⇒ 日経平均先物取引をするなら、くりっく株365がおススメなわけ
なお、くりっく株365では、マネックス証券(くりっく株365)が、手数料が最も安い証券会社となります。