昨日の米ダウの上昇や円安基調を支えに買いが先行。
日経平均は24376円で寄り付き、前日よりも130円程度上の水準でスタートしました。
そこから9時52分に24448円まで上昇。
昨日つけた高値24306円を超え、上げ幅は一時200円を超える場面もありました。
ただそこからは短期的な過熱感が意識された事の他、香港ハンセン指数が大きく下落した事も嫌気され、投資家の慎重姿勢を強まり、上げ幅を縮小する展開に。
引け値ベースではプラス圏を維持するものの、+24円の24270円で終了となりました。
なお、売買代金は2営業日ぶりに3兆円の大台を上回り、3.0兆円台でした。
5波目の上昇波動が終了すると、やや大きな下げがあると想定される
現状、日経平均はブレグジットショックで安値をつけた、2016年6月24日の14864円から上昇波動を継続しており、現在は、その中で5波目の上昇波動を進行中、という見方をしています。
第1波(上昇): 14864(2016年6月24日)⇒19668(2017年3月2日)+4804円
第2波(修正):19668(2017年3月2日)⇒19239(2017年9月8日)▲429円
第3波(上昇): 19239(2017年9月8日)⇒24129(2018年1月23日)+4890円
第4波(修正):24129(2018年1月23日)⇒21851(2018年8月13日)▲2278円
第5波(上昇):21851(2018年8月13日)⇒現在進行中
1つの波動は5波での構成となるので、今は最後の上昇局面をやっている所という見方になります。
なお、5波目の上昇波動が終了すると、やや大きな下げがあると想定されます。
よって、このブログでも書いてきたように、これまではかなり長い期間に渡り、ずっと強気を継続してきました
が、この先上げてきた局面では徐々に手仕舞いを図っていく必要があるかと考えております。
ただ、今すぐに手仕舞いかというと、そうではないと思います。
早く降りすぎてしまうと機会損失が生じるので、今はジタバタせずに上げ方向のトレンドについていく形で良いと考えています。