今日の日経平均は21156円で寄り付き、70円程度高い水準でスタート。
その後、9時20分に21123円まで値を落としたものの、米中貿易問題で、両国が貿易戦争の一時休戦で暫定合意するのではないかと報じられたことをきっかけに為替が円安方向に振れ、それを背景に買いが優勢となる1日でした。
買い優勢の流れは大引けまで継続し、+251円の21338円で取引を終了。
日経平均は3日ぶりに反発で、日中の高値で引けるかたちになりました。
売買代金は2.0兆円で、久しぶりに2兆円の大台にのせました。
なお、今日は反発となりましたが、明日28日から開催されるG20を前に、基本今週は様子見ではないかと思われます。
動くとしたら、上方向への動きが出てくるのではないかと考えるが……
日経平均は本日反発となったことで、5日線の水準(今日の時点で21232円)を再び超えてくるかたちになりました。
一目均衡表の遅行線も、26日前の日足水準を再び超えてきそうな感じになっているので、明日も続伸となれば、遅行線が陽転となる可能性が強くなってきます。
遅行線が陽転となるのは強気サインとなるのですが、更に6/21につけた21497円の戻り高値を抜けて、一目均衡表の雲の上限がある21557円も超えてくると、ここからサマーラリー入りとなる可能性が強まると考えます。
ただ、週末のG20を控えて明日は大きくは動かないと思いますので、G20が終わった来週以降、どう動いてくるのかが目先、注目されるところになります。
なお、ここのところ売買代金が低迷する傾向にあったのですが、G20の結果を控えて様子見という面もあったので、商いが盛り上がらなかったのではないかと思われます。
来週になると、イベント通過でこの様子見要因が消える事となりますので、もしも動きが出てくるとしたら来週以降動きが出てくるのではないかと考えます。
(これまで書いてきておりますように、動くとしたら上方向に動く感じになるのではないかと考えております)