昨日のFOMCでは、終了後の会見でパウエル議長が利下げサイクル入りを示唆しなかったことで、米国株が急落。
これをうけて東京市場でも朝方は売りが先行。
日経平均は21361円で寄り付いた後、9時12分に21288円まで下落し、一時下げ幅が200円超になりました。
その後はドル高円安の進行が支援材料となって切り返す展開となり、11時3分に21556円まで上げました。
ただ、そこからは手掛かり不足で、前日終値近辺で一進一退の動きとなり、引けは+19円の21540円で終了。
日経平均は小幅ながら反発で引けとなりました。
売買代金は2.2兆円台で、昨日に続いて2兆円の大台を超えました。
昨日の下げおよび今日の朝方の下げは、仕掛け的な売りでの一時的な下落か?
注目のFOMCの結果を受けたNY市場の反応は、下落となりました。
ただ、それをうけた東京市場は朝方こそ安かったものの、切り返して小反発で終わりました。
今日の時点で75日線が21445円の処にあり、その水準を一時は下回ったものの、引け値では同水準を維持して終わるかたちになりました。
とりあえずこの動き方を見る限りでは、昨日の下げおよび今日の朝方の下げは、仕掛け的な売りで一時的に下がったのではないかと思われます。
なお、FOMC直後の市場の反応は下げでしたが、7/25の記事で書いたように、8月は高いのではないかと考えています。
日経平均は3日続伸で、7月上旬の戻り高値を抜ける。ここから8月にかけて22362円抜けを目指す展開となるか
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注目のFOMCを通過しましたので、ここから相場に動きが出て、サマーラリー入りとなってくるのでしょうか?
それともイベント通過で材料難となり、夏枯れ相場となってしまうのでしょうか?
とりあえず、昨日下落となったNY市場が今晩どう動いてくるのか。
反転してこれるのか、それとも続落となるのか、見て行きたいところです。