前日の米国株主要3指数が上昇した流れを引き継ぎ、朝方から買いが先行し、日経平均は22160円でスタート。
寄り直後の9時2分に22184円まで上げましたが、その後は利益確定売りに押され、上げ幅を縮小。
14時51分に21986円まで下げ、マイナスとなる場面もありました。
ただ、引けにかけて再度プラス圏に浮上。
最終的に+28円の22048円で取引を終了。
日経平均は小幅ながらも反発となりました。
本日は9月中間期の権利付き最終日で、配当や株主優待を狙った買いも入り、売買代金は前日よりも増加して2.6兆円台でした。
騰落レシオ(25日)は129%で、依然として過熱圏入りの状況にあるが……
今日の日経平均の日中高値は22184円で、直近でつけた戻り高値22255(9/19)は超えられずでした。
それに対して、TOPIXの日中高値は1635まであり、直近でつけた戻り高値1629(9/24)を超えた他、4/17につけた年初来高値1633も超えてきました。
9/24の記事で、日経平均は少なくとも22362(2019/4/24)の年初来高値は超えてくるのではないかと書いたのですが、TOPIXの方が一足早く年初来高値を抜けるかたちになりました。
なお、騰落レシオ(25日)は9/24の時点で139%まで上昇。
今日の時点でも129%なので、依然として過熱圏入りの状況にあります。
ただ、TOPIXが年初来高値を更新してきたので、日経平均もいずれこれに追随して同高値を抜けてくるのではないかと思われます。
その他、今日の時点で25日線は21232円まで上昇。
200日線(今日の時点で21225円)を上回ってきました。
また、75日線が21236円なので、25日線が75日線を超えてゴールデンクロス(GC)が示現するまで、あと4円程度に迫りました。
明日、GCが示現する形になると思われるので、まだ暫くは相場の地合い的には強い状況が続くのではないかと考えられます。
◆日経平均が上がると考えた場合、日経平均先物を買うよりも、くりっく株365を買った方が、取引期限がない、配当がつく等といった面で利点があります。