本日は前日の上昇の反動などで売りが先行して始まり、日経平均は23439円でスタートしました。
今日は寄り直後につけた23452円が日中高値となり、以降は売りに押される展開に。
そこから、混乱する香港情勢が嫌気されて香港ハンセン指数が下げると、下げ幅を拡げ、11時5分に23270円まで下落。
一時、250円近く下げる動きになりました。
その後は安値圏内でのもみ合いとなり、▲200円の23319円で終了。
昨日の反発から一転して、今日の日経平均は反落となりました。
売買代金は2.1兆円台でした。
昨日の香港ハンセン指数は反発となったのですが、今日は再び下落となり、▲1.82%の下げとなりました。
5日線が下げに転じると、これまで続いてきた戻り傾向に変化が生じる最初のシグナルが点灯することに
昨日の日経平均は188円高となったのですが、今日は200円の下落。
昨日の上げを1日で帳消しにする下げとなりました。
本日下落となったことで、5日線の水準(今日の時点で23378円)を引け値で維持できず。
また、昨日の 5日線の水準 が23375円だったので、同線の上昇ピッチが鈍化するかたちになりました。
なお、今日の夜間市場で日経平均先物は一時23160円をつけるところまで下げています。
仮にこの流れが明日も続いて、日経平均の終値が23330円未満で引ける形になると、 5日線 が下げに転じることになります。
日経平均の5日線は10月10日から上昇傾向が続いてきたのですが、明日それが下がることになると、約ヵ月ぶりに同線が下落に転じます。
となると、これまで続いてきた戻り傾向に変化が生じる最初のシグナルが点灯する、ということにもなります。
なお、このシグナルが点灯したとしても、短期でリカバーしてくれば問題ないので、同シグナル点灯=売りシグナル点灯とはなりません。
ただ、 10/17の記事でも書いたように、戻りの日柄的にはそろそろいい頃合いのタイミングが近づいてきているので、明日以降の動向に対する注目度合いは高くなってくる、ということになります。