前日の米国株式市場は、米中の通商関係を巡る楽観的な見方が支援材料となり、主要3指数は最高値を更新。
ナスダックは11日続伸で、9022.39で終了。
初めて9000の大台に乗せました。
米国株高を好感し、今日の日経平均は23953円で始まり、続伸でスタート。
ただ、寄り直後の9時1分につけた23967円が日中高値となり、その後は売りに押されてマイナス圏に沈む展開に。
引けにかけて下げ幅を拡大し、▲87円の23837円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は前日よりも増加したものの1.4兆円台で、引き続き2兆円の大台には届かない薄商いでした。
マザーズ指数は、来週にも週足でゴールデンクロスが示現
昨日の米株高をうけて、今日は上げてくるかと思ったのですが、買いの勢いは続かず、日経平均は下落しました。
ただ、日経平均はマイナスとなりましたが、TOPIXは+1.98の1733.18で終了。
また、12/24から上げに転じているマザーズ指数は今日も上昇で4日続伸。
+5.82の907.67で終了しました。
マザーズ指数のチャートを週足でみますと、2018年4月20日の週に52週線を割り込んだ後、1年半以上の期間、52週線を引け値ベースで超えられませんでした。
それが11月29日の週に同線を明確に突破。
そこから前週に52週線を一時的に割り込みましたが、すぐに切り返しに転じ、今週は再度同線を回復する動きとなっています。
なお、マザーズ指数の13週線(今週時点で875.59)と26週線(今週時点で876.32)は接近してきており、このままいくと来週にも13週線が26週線を上回るゴールデンクロス(GC)が示現することになりそうです。
ちなみに今年は5/17の週にもGCが一度示現したのですが、その時は不発に終わりました。
しかし、今回は、1年半以上ぶりに引け値が52週線を超える中でのGC示現なので、12月25日の記事でも書いたように、ここからマザーズ指数は上げてくる確度が高いのではないかと考えております。