前日の米国株式市場は休場で、特段材料はない中、今日の日経平均は23787円で寄り付き、前日終値よりも5円程度高い水準でスタートしました。
ただ、寄り直後につけた23775円が日中の安値となり、以降は買い優先の展開に。
新年株高を見越す形で先物にショートカバーが入ったとの観測や、12月期決算企業の配当再
投資の期待を絡めた買いが出ているとの見方もあり、9時39分に23931円まで上昇しました。
それ以降は伸び悩む展開になったものの、引けにかけて再度買いが優勢となり、日中の高値圏で終了。
日経平均は+142円の23924円で終了し、反発となりました。
売買代金は前日よりも増加したものの、1.3兆円台で、前日に続いて商いは薄い1日でした。
明日から実質新年度入りで、動きに変化は出てくるのか?
今日は受け渡しベースで年内最終売買日にあたり、朝方から買いが先行しました。
今日で個人の節税対策売りは一段落するので、明日以降、ここ暫く続いた停滞気味の地合いが変化するのか期待される所です。
なお、日経平均は12/19に5日線の水準を割り込み、それ以降は同線を回復できない動きが続いていたのですが、今日の上げで5日線(今日の時点で23835円)を6日ぶりに上回ってきました。
また、下降傾向にあった5日線も上昇に転じました。
日経平均と比べると、やや動きが鈍かったTOPIXも+9.78の1731.2で終了。
今日の上げで5日線(今日の時点で1728.66)を回復しました。
この動きからすると、12/17でつけた高値から続いてきたミニ調整局面も昨日で終了。
12月24日の記事で書いたように、明日以降は上昇基調に回帰する動きになるのではないかと期待しますが、果たしてどうでしょうか。
今年も残すところ、あと、2日となります。
2020年相場に向けて掉尾の一振となるのか、明日と来週月曜日の相場がどう動いてくるのか、注目される所です。