前日のNYダウが2352ドル安と過去最大の下げ幅となったことが嫌気され、寄り付きから大量の売り物がでて急落。
日経平均は18183円で寄り付いた後、10時21分に16690円まで下落。
一時は2000円に近いところまで下げ幅を拡げました。
ただそこからは切り返す動きとなり、引けは▲1128円の17431円で終了。
日経平均は3日続落となりました。
売買代金はメジャーSQで大きく膨らみ、4.8兆円台。
騰落銘柄数は、値上がりが64銘柄に対して、値下がりが2099銘柄で、今日もほぼ全面安の1日でした。
目先リバウンドか?
今日も全面安の1日となったことで、騰落レシオ(25日)は43.25%まで低下。
バブル崩壊後の1990年8月23日につけた44.3%をも下回る形になりました。
日経平均PBR(純資産倍率)は今日の時点で0.84で、リーマンショック時につけた安値0.81に接近。
今日の時点のBPS(1株あたり純資産)は20751円で、日中安値は16690円まであったので、日経平均PBRはリーマンショック時につけた安値を一時下回りました。
また、2018年10月につけた24448円の高値からの下落率は▲31.7%となりました。
なお、夜間市場に入ってから日経平均先物が上昇しています。
23806(2/20)からここまで、戻りらしい戻りを入れずに、ほぼ一直線で下落してきたので、このままいくとひとまずリバウンドを入れるような形になりそうな感じです。
今日の安値で目先の底を入れたのかどうかはまだわかりませんが、ここでリバウンドがあるとしたらどの程度の戻りがあるのか、まずは見て行くところかと思います。