前日の米国株式市場で、トランプ米大統領が「新型コロナとの戦いで非常に厳しい
2週間が待ち受けている」という発言や、死者が急増するとの観測を受けて主要3指数は続落。
これをうけて今日の日経平均は17934円で取引開始となりました。
そこから10時19分に17707円まで下げ、300円近く下げましたが、その後は反転して後場寄り後の12時46分には18132円まで上昇。
今度は70円程度プラスになりました。
ただ、それ以上買いは続かず、そこから再度売られる展開となり、引けは▲246円の17818円で終了。
日経平均は4日続落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.5兆円台まで低下。
騰落騰落数は、値上がりが266銘柄に対して、値下がりが1872銘柄で、今日も値下がり銘柄優勢の1日でした。
NYダウはマドを空けて下落し、5日線も下げに転換
昨日のNY市場で、NYダウはマドを空けて下落。
5日線も3/25に上向きに転換していたのですが、昨日の段階で下向きに転換しました。
NYダウの直近安値は3/23につけた18213になるのですが、ここから同安値を試しにいく展開になるのではないかと考えます。
なお、NYダウは2/12に29568で高値をつけてから下げに転じているのですが、その波動をブレイクダウンすると、以下の通りになります。
1波(下げ):29568(2/12)⇒ 24681(2/28)
2波(上げ):24681(2/28)⇒ 27102(3/4)
3波(下げ):27102(3/4)⇒ 18213(3/23)
4波(上げ):18213(3/23)⇒ 22595(3/26)
5波(下げ):22595(3/26)⇒ 現在進行中
今は、22595(3/26)から5波目の下げが進行中と見ているのですが、5波目の下げが終わったところで1~2か月程度のリバウンドが入るのではないかと考えています。
5波目の下げで、18213(3/23)の安値に近いところまで下げて、場合によっては当該安値を割れずに切り返しに転じてくる可能性もあると思われます。
ただ、安値を割れずに切り返してくるのかどうかは、ここからの動き方次第になるかと考えます。