今日の日経平均は22807円で寄り付き、小幅高でスタート。
9時4分に22857円まで上げたものの、国内外で新型コロナウイルスの感染が広がっていることが嫌気されるかたちで、その後は下げる展開に。
14時35分に22643円まで値を下げて、100円以上下落する場面もありましたが、引けにかけてやや戻し、▲73円の22696円で取引を終了。
日経平均は続落となりました。
売買代金は1.8兆円台で、2兆円を下回り、今月6日以来の閑散商いでした。
上がりそうでなかなか一気に上がらない、かといって、下げそうでなかなか下がらない動きが続く
今週は、コロナ禍の中、どうしても外せない国内出張が入り、更新が飛びました。
久しぶりに新幹線に乗ったのですが、空席がけっこう目立つ感じでした。
さて、相場の方なのですが、日経平均は7/15に22965円まで上昇。
一時23000円近くに迫る場面もありました。
ここから23185(6/9)でつけた戻り高値を試す展開になるかと思われたのですが、その後は、昨日、今日と下落し、22700円前後で取引を終える形になりました。
6/15に21529円まで下落したのち、基本は戻る方向に動いてきています。
しかし、一気に上がる感じではなく、じりじりと上値を試す感じの動き方になっています。
国内外の金融・財政面のフォローがポジティブ要素であるのに対して、コロナの感染拡大がネガティブ要素となり、その綱引きでじりじりと上値を試す感じの動き方になっていると思われます。
このような動き方は、今年の4~5月にかけても見られ、この時は5月下旬にもみ合いを上放れして、20500円台から23185(6/9)まで、短期間で大きく上昇しました。
現状は上がりそうでなかなか一気に上がらない、かといって、下げそうでなかなか下がらない動きが続いています。
今のような動き方が続いた場合、5月下旬に見られたようなもみ合いを上放れる動きがどこかで起きる可能性もあります。
しかし、その一方で、もみ合い相場の下限を下に抜けると崩れる可能性もあるので、このもみ合いの動きをどこで抜けてくるのかが注目されるポイントになってきます。