今日の東京市場は、前日の欧米株高を受け世界株高の流れを引き継ぐ形で始まり、日経平均は26043円で寄り付き、26000円台にのせてスタートしました。
その後、26057円まで上げた後は売りに押されて、11時9分に25851円まで値を下げました。
しかし、そこから買いなおされて、引けは+107円の26014円で終了。
日経平均は続伸となりました。
なお、26014円で引けたので、日経平均は1991年5月以来、約29年半ぶりに26000円の大台に乗せて取引を終える形になりました。
売買代金は前日よりも増加して2.7兆円台でした。
目先はスローダウンとなるのではないか
今日も日経平均は上げで、とうとう終値で26000円の大台に乗せてきました。
10/30につけた22948円の安値から今日の日中高値26057円まで、11日間で3000円を超える急騰となりました。
今年の6月~10月にかけては、NYが高値追いとなっても、日経平均はそれほど上がらないという状態が続いてきたのですが、11月に入ってから相場つきが一変。
これまで堅調だったマザーズ指数が軟調になるのに対して、これまでなかなか連続して上値をとってこれない動きだった日経平均が連日のように高値を更新する動きとなっています。
今の日経平均の動きは、もうどうにも止まらないという動きになっているのですが、今日の騰落銘柄数などをみると、値上がり銘柄が753に対して、値下がり銘柄が1347となっており、指数が続伸となった割には値を下げる銘柄も多いという展開になっています。
今日から3日前の11/12も、日経平均は171円高となったものの、値上がり銘柄が734に対して、値下がり銘柄が1365だったので、指数は上がるものの、それに追随できずに下がる銘柄も増えてきているような感じもします。
というわけで、日経平均は来年にかけてさらに上値を追う展開になると考えますが、短期間の上げでやや過熱してきていますので、目先はスローダウンとなるのではないかと想定します。