前日の米国株式市場は上昇で、NYダウとS&P500は最高値を更新。
日経平均は29770円で寄り付き、前日並みでスタートしたのち、バリュー系の銘柄が一服する一方、半導体関連株を中心に値がさのグロース株が買われ、10時52分に30026円まで上げ、一時3万円の大台に乗せました。
その後、FOMCを控えていることから、徐々に模様眺めムードが支配し、後場に入ってからは動きに乏しい展開となりました。
大引けは+154円の29921円となり、日経平均は6日続伸となりました。
売買代金は前日並みで2.9兆円台でした。
TOPIXはバブル後最高値を更新
本日、日経平均は6日続伸となりましたが、2/16につけた高値30714円よりは800円程度下に位置しています。
その一方で、TOPIXは1981.5で高値引けとなり、2/16につけた高値1974.99を抜けて、バブル後の高値を更新しました。
なお、現状では日経平均は3/5につけた28308円で安値をつけて以降、反転局面に入っているとみているのですが、3/5の週から今週でまだ3週目(両端入れ)です。
昨年3月に16358円で安値をつけてからの上昇局面では以下の通り、3回の上げの局面があるとみています。
1回目:16358(3/19)⇒23185(6/9) 12週間
2回目:21710(7/31) ⇒23725(10/9) 11週間
3回目:22948(10/31)⇒ 30714(2/16) 17週間
最短で11週、最長で17週なので、これを今回に当て嵌めると、最短で5月10~14日の週、最長で6月21~25日の週まで上げの局面が続くということになります。
2/9の記事でも書いたように、今年は年央あたりに高値をつけるパターンを想定しているので、想定通り5~6月あたりまで上げが継続した場合は、買いのポジションをやや落とすなどして警戒レベルを上げていく必要があるか等と現時点では考えております。