NYダウ安の影響をうけず、日経平均は続伸

前週末の欧米株安を受け、今日は買い手控えムードでスタートしました。

日経平均は30372円で寄り付いた後、9時29分に30229円まで下落し、一時下げ幅は150円程度となりました。

しかし、下値では押し目買いが厚く、取引終盤には先物を絡め急速に戻り足に転じ、引けは＋65円の30447円で終了。

日経平均は続伸となりました。

前週末にNYダウが271ドル下げたので、さすがに今日は一服となるかと思ったのですが、朝安後に切り返す動きとなり、堅調な動きとなりました。

売買代金は前日よりも減少して2.8兆円台で、久しぶりに3兆円の大台には届かずでした。

9月28日の権利落ち前後でさすがに一服するかもしれないが、下げた場合は押し目買いを入れる好機に

今日発表された東京都のコロナの感染者数は611人で、先週の同曜日の968人から36.8%減りました。

重症者数も225人で、一時のピークから比べると、だいぶ減ってきました。

8月10日の記事で、「新型コロナウイルスの感染者数の増加ペースに歯止めがかかってきているような感じも」と書いたのですが、直近の感染者のピークは8月半ばなので、おおむねこの近辺でピークアウトして減少傾向を辿っています。

いい感じで減ってきているので、このまま減少傾向がさらに続いてくれればと切に願う所です。

なお、相場の方は引き続き堅調な地合いが続いています。

今月は9月28日に権利落ちがあるので、その前後でさすがに一服するのではないかと思うのですが、年末に向けて高いとみているので、仮にそのあたりで失速するような場面があれば、押し目買いを入れる好機になるのではないかと考えています。