前日の米株式市場では、NYダウが米景気の先行きを警戒する売りに押され151ドル安となりました。
ただ、東京市場は買い意欲が強く、日経平均株価は30089円で寄り付き、反発でスタート。
その後も買い優勢で推移して、日経平均は+373円の30381円で終了。
日中の高値で取引を終えました。
昨日は9日ぶりに下落となりましたが、本日は9/8の日中高値30241円を超える形となりました。
本日はメジャーSQだったこともあり、商いは膨らんで、売買代金は3.9兆円台でした。
日経平均も来週あたりに年間の高値超えとなってくるか
本日は30381円まで上昇し、2/16につけた年間の高値30714円まで、あと300円弱のところまでに迫りました。
9/3にTOPIXは年間の高値超えとなったのですが、このままいくと日経平均も来週あたりに年間の高値超えとなってきそうな感じです。
マザーズ指数も昨年10/14に1368.19の高値をつけてから、8/18に993.29の安値をつけるまで、10か月近く下落基調が続いてきたのですが、安値をつけてから反転基調に入っており、本日1177.8でほぼ高値引けとなっています。
なお、マザーズ指数については、8/18の記事で、
「マザーズ指数は前日までの下落で一旦底が入ったように思われます。
ここが大底となるかどうかは、ここから先の動きを見ないとわからないのですが、底を打った可能性はあるのではないかと考えます」
と書いたのですが、一応この見方は合っていたのかと思われます。
現状、マザーズ指数については、本日時点で200日線が1180.52のところにあるので、同線を超えて、かつ、6/29につけた直前の戻り高値1210.92も超えてくると、反転基調がより鮮明になってくると思われます。
マザーズ系の小型株の中には、ほぼ一貫して下落基調だった銘柄もあるので、マザーズ系の小型株の巻き返しもこれから期待できるのではないかと考えています。