前日の米国株式市場は主要3指数が上昇で、S&P500とナスダックは最高値を更新。
これをうけて今日の日経平均は28626円で寄り付き、堅調にスタートしました。
米雇用統計の発表を控えた週末だったこともあり、買い一巡後は伸び悩む場面がありましたが、菅首相退任の意向が伝わると後場に入って上げ幅を拡大。
13時32分に29149円まで上げ、引けは+584円の29128円で、日中の高値圏で終了しました。
日経平均は5日連騰で引けとなりました。
売買代金は前日よりも増加して3.2兆円台で、3兆円の大台超えとなりました。
2/16につけた高値からの調整局面は約半年で終了
本日、日経平均は29000円台乗せとなりましたが、2/16につけた高値30714円まで、まだ少し距離がある形となっています。
その一方でTOPIXは2018.57まで上げ、3/19につけた年間高値2013.71を超えて、高値更新となりました。
日経平均は、2/16につけた高値30714円から26954(8/20)の安値まで下落して、半年近く調整局面が続いてきました。
その間、当ブログでは一貫して強気スタンスを維持してきましたが、なかなか反転するきっかけがつかめず、やっと底を打ったかと思うと売られて、高値と安値をそれぞれ切り下げる動きがずっと続いてきました。
しかし、8/20に26954円の安値をつけてから反発に転じてきたので、8/24の記事で、「2/16の高値30714円からの調整は8/20につけた安値26954円で終了したか?」と書きました。
また、8/31の記事でも「6か月近く続いた調整局面が終了し、8月20日の安値から上げ波動が再開か?」ということも書きました。
そして、本日、大幅高となり、TOPIXは高値更新となったので、8/20の安値から上げ波動に転換したのは確定的となりました。
日経平均はまだ高値更新とはなっていませんが、TOPIXを後追いする形で2/16につけた高値30714円をこれから抜けてくることになると考えます。