前日の米国株市場で、新型コロナウイルスの経口薬の緊急使用承認などを材料に、ＮＹダウなど主要株指数が揃って上昇。
これをうけて今日の日経平均は28703円で寄り付き、上昇で開始。
リスク選好ムードのなか幅広く買いが広がり、半導体関連の主力株が上昇したほか、空運や海運、機械といった景気敏感株が買われ、全体指数を押し上げる展開となりました。
大引けは＋236円の28798円で引け、日経平均は3日続伸となりました。
ただ、海外投資家がクリスマス休暇に入るなか商いは盛り上がりに欠け、売買代金は前日よりも減少して1.8兆円台で、昨日に続いて2兆円割れでした。
売買代金は前日に続いて2兆円割れで、商いは盛り上がりに欠けるが‥‥
今日の日経平均は薄商いの中、3日続伸となりました。
29960（11/16）と29070（12/16）を結んだラインが現状28800~28850円あたりにあるので、目先的にはこれを引け値ベースで超えられるのかが焦点となります。
本日、日経平均は28798円で引けたので、ちょうどこのラインに近い水準まで上げてきたことになります。
明日以降も上げが続いてこの水準を超えてくると、29070（12/16）抜けが視野に入ってきます。
12月20日の記事でも書いたように、30795（9/14）の高値から5波構成の三角保ち合いが進行中で、29070（12/16）から5波目の最後の下げをやっているところと見ています。
仮に29070（12/16）を抜けることができると、三角保ち合いが終了。
以降、上げ波動に転換となる可能性が出てくると考えています。
この見方は、29960（11/16）を抜けてくると更に強固なものとなるのですが、まずは29070（12/16）を抜けくる必要があります。
今のところ、商いが減少傾向にあるので、ここから一気にその動きとなるのかはわかりません。
ただ、戻りが3日続き、25日線（今日の時点で28634円）を本日超えてきているので、ここからの動きに期待したいところです。
