前日の米国株市場では主要株価3指数が揃って上昇しました。
しかし、日経平均は昨日まで4日続伸となっていたこともあり、27330円で寄り付き、200円程度安く始まりました。
その後、11時7分に27165円まで下げ、下げ幅は350円を超えました。
そこからは安値もみ合いとなり、大引けは▲292円の27241円で終了。
日経平均は5日ぶりに反落となりました。
売買代金は前日並みで3.3兆円台でした。
昨日の全面高の反動で反落
前日は値上がり銘柄が2000を超えて全面高でしたが、今日はその反動が出て下落となりました。
値下がり銘柄が2000を超えた翌日は反転してくるケースが多いのですが、
値上がり銘柄が2000を超えた場合はその逆で、下落となる可能性が高くなるという事なのかもしれません。
なお、現時点では、1/27の記事で書いたように、30795(9/14)からa波⇒b波⇒c波の3波のジグザグで下げる波動となっているのではないかと考えています。
a波(下げ):30795(9/14)⇒27293(10/6)
b波(戻り):27293(10/6)⇒29388(1/5)
c波(下げ):29388(1/5)⇒26044(1/27)?
1/27の記事では、c波の下げの一つの目途はa波の下げと同値幅下げる25886円と書いたのですが、一応、1/27につけた安値26044円はそれに近い水準となっています。
現状、その安値から反発となっているのですが、このまま戻り基調が続き、昨日の記事でも書いた28100円処を抜けてくれば、a波⇒b波⇒c波の3波の修正波でひとまず調整がおさまり、反転基調に入ったという見方が強くなってくると思われます。
しかし、そこまで戻ることができずに押し戻されてくると、まだ調整が続く可能性もあります。
が、一応現時点では26044(1/27)で一旦安値をつけてしばらく反転する基調に入ったとする見方の方が有力ではないかと考えております。