前日の米株式市場では、原油価格の下落などが好感され、NYダウが349ドル高と反発。
これをうけて今日の日経平均は、28338円で寄り付き、200円以上高く始まりました。
ただ、前日まで8日続伸となり、その間に3000円近く上げてきたので、上値では利益確定売りが入り、12時45分に27946円まで下落。
160円程度マイナスとなる場面もありました。
そこからは押し目買いが入り、戻る動きとなり、大引けは+39円の28149円で終了。
日経平均は9日続伸となりました。
売買代金は前日よりも減少して3.0兆円台でした。
押し目待ちに押し目なしの動きか?
本日は日経平均はプラスで9連騰となったのですが、TOPIXは小幅ながら反落となりました。
日経平均は寄り値で200日線(今日の時点で28274円)を上回ったのですが、引け値ではそれを維持できませんでした。
今日は8日ぶりに陰線での引けとなったのですが、引けにかけて戻る動きとなり、結局プラスで引けたので、依然として強い動きが継続している形になると思われます。
ここまで連騰の動きが続いているので、そろそろ一服してもおかしくないのですが、下値には買いが入るので、押し目待ちに押し目なしの動きになっています。
3/11の記事で書いたように、日経平均は3/9に24681円で安値をつけてから切り返しに転じてきていますが、少なくとも2~3か月は上値追いの動きが続き、昨年9月につけた30795円の高値を目指す方向になると思います。
日経平均は再度売られたが、3/9につけた安値24681円で底をつけた可能性はある
...
なお、仮にそのような動きとなった場合は、昨年9月につけた30795円の高値に接近する段階で徐々に上値が重くなってくるようであると、その先を警戒する必要が出てくると思われます。
逆に、当該高値をあっさりと抜けてくるようであれば、更なる上値もあるとみています。