前日の米国株が再び下げに転じた流れをうけて、今日の日経平均は25495円でスタート。
200円程度安く始まりました。
後場に入ると、香港ハンセン指数や、上海総合指数などのアジア株が急落したことを受け、12時39分に24966円まで下落。
下げ幅は700円を超えました。
その後はやや戻したものの、最終的に▲527円の25162円で終了。
日経平均は大きく反落となりました。
売買代金は3.3兆円台でした。
米国株も下げたとは言え、2番底となる可能性は残っている
日経平均は昨日、972円高と大きく上げたのですが、その流れは続かず、今日は一転して再び大きく売られる動きとなりました。
ただ、前日の米国株が下げたとは言え、大きな下げにはならず、2/24につけた安値を維持する形になっているので、まだ2番底となる可能性は残っていると思われます。
また、日経平均についても、29960(11/16)から始まった(※)斜行三角形の動きが最終局面となっているとみられることから、本日、再度大幅安になったとは言え、そろそろ反転局面を迎えるのではないかとする見方に変更はありません。
(※)3/4の記事では、斜行三角形の起点を29388(1/5)で見ていましたが、3/7に大きく下落したことで、斜行三角形の起点を29388(1/5)から29960(11/16)に変えた方がしっくりするので見方を修正。
現状の見方は以下のとおりになるのですが、27880(2/10)からの下げが2段下げとなっており、e波の下げは3波構成となっています。
この点からみても、29960(11/16)から始まった斜行三角形の修正波は、3/9につけた安値24681円で終了。
そこで底をつけた可能性があるのではないかと考えております。
a波:29960(11/16)⇒27588(12/3)
b波:27588(12/3)⇒29388(1/5)
c波:29388(1/5)⇒26044(1/27)
d波:26044(1/27)⇒27880(2/10)
e波:27880(2/10)⇒24681(3/9) ここで底をつけたか?