前日の米国株市場でＮＹダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数がいずれも大幅上昇したことを受け、リスクオンの流れが強まり、今日の日経平均は27210円で寄り付き、200円以上高く始まりました。
10時2分に27389円まで上昇し、一時上げ幅は400円を超えました。
ただそこから伸び悩む動きとなり、10時34分に27066円まで下げ、上げ幅が100円を切るところまで押し戻されました。
その後、後場に入ると改めて買い直され、大引けは＋232円の27217円で終了。
日経平均は続伸となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.6兆円台でした。
前日の米国株市場でも、切り返す動きが出てきているような気配も感じられる
朝方は高く始まったのですが、そこから押し戻され、再度買われて結局寄り値近辺で引けるという形になったので、日足の形状は上ヒゲと下ヒゲがある十字線でした。
本日陽線引けとなり、25日線（今日の時点で27299円）と75日線（今日の時点で27194円）を超える動きとなれば、切り返しの動きが本格化するのではないかと思われたのですが、引け値で25日線を超えられず、日足の形状も十字線で引ける形となったので、まだ気迷いの動きが感じられるような動き方でした。
ただ、本日、27389円まで上げたので、4/15の27203円は超えてきました。
また、TOPIXは昨日の日中高値が1899.39に対して、今日の同安値が1905.9だったので、6ポイント程度前日よりもマドを空けて上げる形になりました。
そのほか、前日の米国株市場でも、NYダウが久しぶりに5日線を明確に上回って引けているので、切り返す動きが出てきているような気配も感じられます。
ということで、今晩の米国株市場が続伸となり、明日の日本株も上げてくるような形になれば、3月下旬につけた戻り高値からの調整が終わり、再度、戻り高値を抜けてくる方向に動いてくる可能性もあると思いますので、今晩から明日にかけての動きが期待されるところになります。
