前日の米国株市場で、NYダウは小幅反発。
今日の日経平均は27873円で寄り付き、50円程度小高く始まりました。
9時33分に27801円まで下げて、一時マイナスとなる場面もありましたが、そこから切り返して11時30分に27946円まで上昇。
130円程度プラスとなったのですが、米国の利上げとそれに伴う景気悪化懸念は根強く、上値追いには慎重で、その後は再度押し戻されて引けは+57円の27875円。
日経平均は小幅反発で終了となりました。
売買代金は2.3兆円台でした。
日経平均の戻りは鈍いが、マザーズ指数の動きは良かった
前日の大幅安からの自律反発を期待した買いが入り、反発しました。
昨日の記事で、「値下がり銘柄が1600を超えた日の翌営業日は一旦反発している」と書いたのですが、今回も一旦反発となりました。
ただ、戻りは鈍く、昨日空けたマド(28141~28530円)を埋めに行くには勢いが足らずという感じでした。
日経平均は戻りが鈍い印象でしたが、マザーズ指数の動きは良かったです。
マザーズ指数は、昨日、746.97~752.25でマドを空けたのですが、今日の日中高値は756.98まであったので、昨日空けたマドを1日で埋めてきました。
日経平均の動きが悪ければ、マザーズ指数もまた売られる展開になると思いますが、9/13につけた高値760.24までそれほど乖離はないので、足を引っ張られて下落する展開にならなければ、日経平均よりも早く直近高値を抜けてくる可能性もあるかと思われます。
なお、今日のマザーズ指数の引け値は751.08で、200日線(今日の時点で764.72)に接近してきています。
仮にここで200日線を超えてくると、昨年の11月16日以来となるので、戻り方向の動きが更に強くなる可能性もあると思います。
ので、日経平均に続いて、マザーズ指数も200日線を超えられるのかは注目されるポイントになります。