前日の米国株市場では長期金利低下を好感して、ハイテク株を中心に買い戻され、主要株価指数が揃って大幅上昇。
これをうけて今日の日経平均は、26280円で寄り付き、100円程度高い水準でスタート。
11時25分に26221円まで押したあと、14時5分に26458円まで上げました。
そこから高値圏での保ち合いとなり、大引けは+248円の26422円で終了。
日経平均は反発となりました。
売買代金は前日よりも減少して3.2兆円台でした。
ダイバージェンスが示現すると、トレンド反転のシグナルとなる可能性がある
今日は反発となりました。
日経平均の日中高値は26458円までで、昨日の同高値26516円は抜けられませんでした。
一方、TOPIXの日中高値は1872.44で、昨日の同高値1866.44を超えてきました。
日経平均、TOPIXともに5日線を超えることができていないので、まだ反転開始と見ることができないのですが、TOPIXが日経平均よりも先に昨日の日中高値を抜けてきたのは良い兆しではないかと思います。
なお、日本株の足を引っ張っている米国株市場なのですが、NYダウとS&P500は6月安値を割り込み、安値を更新する形になっています。
一方で、ナスダックは、直近安値は9/23の10732.71で、辛うじて6/16の安値10565.13を割り込まずにいます。
このままナスダックが安値を割り込まずに切り返しに転じると、主要株価指数間で安値をつけた時期が異なる、所謂、ダイバージェンスが示現する形になります。
ダイバージェンスが示現すると、トレンド反転のシグナルとなる可能性があるので、米国株市場においてはナスダック指数がこのまま安値を割り込まずに切り返すことができるのか、という点が注目されます。