前日の米株式市場で、NYダウが5日続落となりましたが、ナスダック指数は上昇でした。
これを受けて今日の日経平均は、30909円で寄り付き、100円程度高い水準でスタート。
その後、30864円で日中安値をつけたあと、11時30分に31101円まで上昇しました。
ただ、そこから伸び悩む動きとなり、大引けは+115円の30916円で終了。
日経平均は続伸となりました。
売買代金は3.4兆円台でした。
米国株が崩れる可能性を懸念していたが、杞憂か?
昨日の米国株市場で、NYダウは一時32586ドルまで下げて、200日線(昨日の時点で32774ドル)を割り込みました。
しかし、そこから切り返して、5日続落となったものの、200日線近辺で引ける形となりました。
好調だったナスダックも一昨日まで続落だったのですが、昨日切り返して再び5日線を回復する動きとなっています。
これらの動きをみると、これまでは米国株が崩れる可能性を懸念していたのですが、今の段階でそれが起きる可能性は低くなったのかなという感じがしています。
なお、日本株においては、日経平均が続伸となったのに対して、TOPIXは4日続落なので、動きとしてややチグハグな感じもします。
が、今日の夜間市場で、日経平均先物が買われるような展開になっているので、それを見る限りでは、日経平均が31352(5/23)をつけてからの下落はミニ調整で、再び高値を抜いてくるとみる見方の方が妥当のように感じております。