前日の米国株市場でFRBが今回のFOMCで金利の据え置きを決定。
これを好感する形で主要株価指数が続伸となったことをうけて、今日の日経平均は、31987円で寄り付き、300円以上高く始まりました。
そこから9時38分に32087円まで上げ、一時、32000円台を回復しましたが、押し戻されて12時30分に31878円まで下落。
その後はやや戻して大引けは+348円の31949円でクローズ。
日経平均は3日続伸となりました。
売買代金は4.5兆円台で、今日も4兆円台のせとなりました。
昨日、今日と、2日連続してマドを空けての上昇
前日の日中高値が31601円に対して、今日の同安値が31878円だったので、今日は270円程度マドを空けて上げる形になりました。
昨日もマドを空けて上げているので、これでマド空けでの上昇は2日連続となりました。
仮に来週月曜日もマドを空けて上げる形となると、三空でのマド空けとなります。
三空でのマド空けで上げる形になると、三空踏み上げとなり、目先は売り転換のシグナルとなります。
三回連続でマドを空けて上げる、あるいは、下げると、目先行き過ぎとなり、トレンド転換となる可能性があります。
このパターンはあまり出てこないのですが、直近では以下の2回で三空での下げが示現しています。
①2023年3月14日
②2022年6月14日
①の時は、その2日後に26632(3/14)で安値を付けた後、33772(6/19)まで、7140円上昇しました。
②の時は、その4日後に25520(6/20)まで下落した後、29222(8/17)まで、3702円上昇しました。
いずれのパターンも、三空での下落になるのですが、それが示現して数日のタイムラグがあったのち、切り返しに転じて上げています。
ので、仮に三空での上げが示現した場合は、数日のタイムラグを入れた後で、下落に転換する可能性があるので、目先注意しておくべきかと考えます。