昨年6月14日以来、三空での下げが示現

今日の東京市場は、引き続きリスク回避目的の売りがかさむ展開となり、日経平均は27455円で寄り付き、370円程度安い水準でスタートしました。

その後も下げが続き、10時42分に27104円まで下落し、一時下げ幅は700円を超えました。

そこからはやや戻して大引けは▲610円の27222円で終了。

日経平均は大幅下落で、3日続落となりました。

売買代金は前日よりも増加して3.9兆円台でした。

一旦やや戻した後、再度下落して安値をつける展開か？

前日の日経平均の日中安値が27631円に対して、今日の同高値が27455円だったので、前日よりも170円程度マドを空けて下落する動きとなりました。

先週の金曜日からマドを空けて下げる動きが続いているので、マド空けでの下げはこれで3日連続となりました。

このため、昨年6月14日以来、三空での下げが示現する形になりました。

昨年6月14日に三空での下げが示現した時は、一旦やや戻して、三回空いたマドの内、直近のマド埋めまで戻した後、再度下落して安値をつけて、その後反発する動きとなっています。

今回もこの時と同じような動きとなるかどうかはわかりませんが、下げるとしたら二段構成での下げとなるのではないかと考えているので、一旦、短期的に反発する局面があるのではないかと考えています。

なお、二段構成での下げを示現した後は、再び戻り高値である28734（3/9）を目指す展開となるのではないかと想定しています。