今日の日経平均は33260円で寄り付き、60円程度安い水準でスタート。
10時55分に33161円まで下げて、一時は160円程度マイナスとなる場面もありました。
ただ、後場に入ると買いが厚くなり、徐々に上値指向を強める展開に。
大引けは+165円の33486円となり、日中の高値で引けました。
今日は、MSCI指数採用銘柄の見直しに伴う売買によって大きく膨らみ、売買代金は5.5兆円台と、約1か月ぶりに高水準でした。
もうひと上げして、そこが当面の戻りのピークになる可能性は高いようにも思える
今日は4日ぶりに反発となり、日経平均は5日線(今日の時点で33457円)を回復しました。
33853(11/20)で高値をつけてから伸び悩む展開が続いていたのですが、当該高値以降の安値は本日つけた33161円で、11/14~15にかけて空けたマド(32836~33096円)は今のところまだ埋めてきてはいません。
このままこのマドを埋めずに切り返すと、もうひと上げあるという展開になりそうな感じです。
その場合、33853(11/20)でつけた高値を抜いてくる展開になると思われます。
ただ、仮にもうひと上げあるとしたら、そこが当面の戻りのピークになる可能性は高いのではないかと考えます。
11月24日の記事で書いたように、3か月毎に高値をつけるサイクルがまだ継続しているとしたら、次に高値をつけるタイミングは12月10~20日ぐらいになると予想されます。
もうひと上げあってピークをつけるとしたら、日柄的にもそのあたりになる可能性があります。
なお、株数ベースの裁定買い残高も、11月28日現在で3.8億株まで増えてきています。
今年の相場では、株数ベースの裁定買い残高が6億株を超えるとピークを打って減少に転じているので、ここから仮に更に戻るとしたら、その過程で裁定買い残高も増加して、当該残高がピークアウトするとともに、相場の方も当面の天井をつけるという展開も考えられるようにも思われます。