前日の米国株市場で、長期金利低下を好感する形でハイテク株中心に買われ、NYダウが3日続伸したほか、ナスダックも2%を超える上昇となりました。
これを受けて今日の日経平均は、33704円で寄り付き、200円以上高い水準でスタート。
9時9分に33990円まで上げ、34000円の大台にあと10円に迫る場面もありました。
その後は戻りに押されて、13時24分に33600円まで値を下げましたが、そこから再び買いなおされて、大引けは+385円の33763円で終了。
日経平均は続伸となりました。
売買代金は4.1兆円台でした。
引き続き、米国株の上昇基調がどこまで継続するのかを注視していく局面
本日の日経平均は33990円まで上昇し、33853(11/20)の高値を更新しました。
11/20に高値をつけてから1.5か月程度高値圏で保ち合いの形になっていたのですが、本日、高値抜けとなりました。
先週までさえない動きが続いていたナスダックが大幅反発となり、再度25日線を回復してきたことが本日の上げの主な要因になると思います。
ただ、日経平均は高値更新となったのですが、TOPIXの日中高値は2429.89までで、9/15の高値2438.02は抜けることができていません。
ここから更に上にいくためには、TOPIXも9/15の高値を早期に抜けてくる必要があるので、この点は注目です。
また、日経平均も保ち合いを抜けて高値更新となったのですが、高値圏でも保ち合い抜けなので、この動きが一時的なものになる可能性もあります。
日本株が更に上を目指していけるかどうかは、10月末あたりから2.5か月程度上昇基調が続いている米国株がどこまでこの基調を維持できるかどうかにかかっていると思うので、昨日、久しぶりに大幅高となったナスダックなどがその勢いを継続して再び戻り高値を更新できるのかどうか等を引き続き注視していく局面になると考えます。