前週末の米国株上昇やドル高円安を受けて、今日の日経平均は39025円で寄り付き、39000円の大台にのせてスタート。
9時3分に39080円で日中高値をつけました。
ただその後は利益確定売りに抑えられる形になり、13時13分に38476円まで下落し、一時は前日比で170円程度マイナスとなりました。
そこから切り返しに転じて大引けは+53円の38700円で終了。
日経平均は小幅続伸となりました。
先週末は月末商いということもあり、売買代金も膨らんだのですが、今日の売買代金は3.3兆円台で前日比で減少でした。
9月のFOMCをうけて、米国株がどう反応するのかは注目されるところ
米国株市場で、NYダウは高値更新、S&P500は5651まで上昇し、5669(7/16)の高値まであとわずかという水準に迫っています。
それに対してナスダックは18671(7/11)の高値に対して、先週末の引けは17713なので、出遅れています。
ナスダックが高値更新をできず、下落が続くようであると、日本株の戻りの足を引っ張る可能性もあるかと思ったのですが、今のところ75日線(先週末の時点で17455)を割り込まずに金曜日は反発する形になっています。
ここから75日線を割れずに反発が続くようであると、18671(7/11)の高値更新に向けた動きになる可能性もあります。
なお、日経平均は42426(7/11)から31156(8/5)まで17日(両端入れ)の下げに対して、31156(8/5)から今日の高値39080円までの戻りが20日(両端入れ)となっており、下げの日柄よりも戻りの日柄の方が上となっています。
ということは、42426(7/11)から31156(8/5)までの下げで調整は終了。
以降は、戻り局面に入ったとする見方が有力かと思われます。
ただ、この戻りで42426(7/11)の高値を一気に抜くという所までには至らず、再度下落に転じて、31156(8/5)から進んだ戻りに対する調整を入れる局面があるのではないかと考えます。
なお、どこで調整を入れる局面に入るのかは米国株次第になると思います。
9月17~18日のFOMCでは利下げ開始が予想されており、米国の金融政策が転換します。
この動きをうけて米国株がどう反応するのかは注目されるところです。