今日の日経平均は、▲182円の16627円と反落。
売買代金は、前日よりも減少して2.4兆円台でした。
本日は16612円で寄り付き、前日より下落してスタートしました。
その後、9時9分には16691円の日中高値をつけた後はダレル展開に。
後場入り後の14時5分には16566円まで下げ幅を広げました。
そこから引けにかけては戻る展開となり、寄り値よりも10円程度高い、16627円で日中の取引を終えるかたちとなりました。
来週早々にマドを埋められるかどうかが目先の注目ポイント
昨日の記事「黒田総裁のヘリマネ否定発言で日経平均先物が一時急落。明日の日足でアイランドリバーサルの形状が出ると、戻り転換の第一シグナルが発生する可能性も」で、
「今日マド空けで下落となるとアイランドリバーサル(※)の形状になり、戻り転換の第一シグナルが発生する、という事になります」
という事を書きました。
(※)離れ小島のように見えるチャート形状で、トレンド転換のシグナルとなる場合がある。
で、今日の日足は、日中高値が16691円だったので、昨日の日中安値16740円から50円程度マドを空けて下がるかたちとなりました。
というわけで、ブレグジット後の安値となる14864(6/24)から続いている、戻りが転換となる第一シグナルが発生したことになったと思います。
ただ、次週早々にこのマド埋める形となると、アイランドリバーサルが否定されるかたちになるので、戻り転換はまだという事になります。
戻り転換となったかどうかは、来週に入ってからの動きを見る必要があるのですが、マド埋めとならずに低迷する動きになると、昨日つけた16938円が戻り高値となる可能性が徐々に高まってくると思います。