前日のNY市場で、米10年債利回りが一時1.77%まで上昇したことが警戒されて主要3指数がいずれも下落して終了。
これをうけて今日の日経平均は、29278円で寄り付き、下落してスタートしました。
9時7分に29165円まで下げた後、9時44分に29348円まで戻したものの、再度下げる形となり、引けは▲253円の29178円で終了。
日経平均は5日ぶりに反落となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.9兆円台でした。
1か月たらずで5円程度ドル高・円安が進む
本日の日経平均は5日ぶりに反落となり、5日線(今日の時点で29180円)近辺に押し戻されるとともに、25日線(今日の時点で29335円)を下回る形になりました。
昨日まで4日続伸となっていたので、一旦小休止で下落する形になったのかと思われます。
なお、外国為替市場でドル高・円安が急速に進み、約1年ぶりに110円台にのせる動きとなっています。
2/26の記事で、久しぶりにドル円の動きが注目されると書いたのですが、この時のドル円は105~106円台でした。
日経平均は1000円を超える急落だが、押し目買いの好機か?
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それが今日の時点で110円に乗せる動きとなっているので、1か月たらずで5円程度ドル高・円安が進む形になっています。
昨年2月につけた112円近辺の高値を超えてくると、ドル高・円安のトレンドがより明確になる形になると考えます。