前日の米国株市場でNYダウは小幅に安かったものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は上昇。
これをうけて今日の日経平均は、29441円で寄り付き、高寄りで始まりました。
その後、10時30分に29585円まで上がり、一時上げ幅は400円を超えました。
が、12時38分に29318円まで下落して上げ幅を縮小。
そこからやや戻して引けは+210円の29388円で終了。
日経平均は反発となりました。
売買代金は2.7兆円台でした。
日経平均は再びミニゴールデンクロスを示現
本日、ハイテク株が買われたこともあり、日経平均は上昇しました。
ただ、騰落銘柄数は、値上がりが861銘柄に対して、値下がりが1261銘柄で、値下がり銘柄が優勢でした。
また、日経平均が+0.72%の上げだったのに対して、TOPIXは+0.19%の上げにとどまりました。
ハイテク株は買われたものの、景気敏感株には売りに押される銘柄が多く、全体的な地合いとしては今一つの1日でした。
しかし、今日の上げで日経平均は、再び25日線(今日の時点で29304円)を回復。
5日線(今日の時点で29312円)が25日線を上回るミニゴールデンクロスが再度示現する形になっています。
現状、25日線が下向きなので、このミニゴールデンクロスの示現はそれほど強い形であるとは言えません。
ただ、30714(2/16)から28379(3/24)まで、1.5か月程度調整を入れたおかげで、22948(10/30)から30714(2/16)まで、3.5か月程度の期間で7766円上げた時と比べるとだいぶスピード調整が進んだような感じがします。
4月相場に入り、ここから30714(2/16)を抜けて、6月あたりに高値をつける展開を現時点では想定しております。