前日の米国株式市場で、景気回復への期待から主要3指数が上昇。
S&P500は初めて4000ポイントのせとなりました。
この流れを継いで、日経平均は29704円で寄り付き、300円程度高く始まりました。
その後もグロース株が全体をけん引するかたちで上昇。
大引け前の14時57分に29869円まで上げて、そのまま高値圏で終了。
日経平均は+465円の29854円でクローズしました。
今日も上昇で続伸となりましたが、売買代金は前日よりも減少して2.2兆円台で、商いは盛り上がりに欠けました。
本日の上げで一目均衡表の遅行線も陽転入り
日経平均は昨日の日中高値が29585円に対して、今日の同安値は29694円だったので、前日よりも100円程度マドを空けて上げる形になりました。
今日の上げで25日線(今日の時点で29339円)を明確に上回るとともに、2/26の終値28966円も上回ってきたので、一目均衡表の遅行線も陽転入りとなりました。
3/30の記事で、「新年度入りで動きが出てこないかに期待」と書いたのですが、昨日と今日で続伸となり、4月に入ってから再び戻り基調になる動きが強くなってきているように感じられます。
日経平均は権利落ち分を埋めて上げる
前日の米国株市場は、新型コロナワクチンの普及を背景とした経済活動の正常化期待から景気敏感株が買われ、NYダウが上昇。今日の日経平均は29365円でスタートしました。9時23分に29478円まで上げた後、10時48分に29283円まで下落して...
ここから4/18につけた30485円を抜けてくると、30714(2/16)の高値からの調整は28379(3/24)で終了。
そこから新たな上昇波動が開始していることになると考えます。
その場合、30714(2/16)の高値を抜けて、6月あたりに高値をつける展開になるのではないかと考えます。