確定拠出
この流れを受けて、確定拠出
かくいう私も、5/8「確定拠出年金はメリットが多いと思うので、SBIの確定拠出年金(401k)に加入する事にしたという話」の記事で書いたように、今年になってから始めた一人になるのですが、確定拠出
運営管理機関としては、7/24の記事「個人型確定拠出年金の手数料比較|SBI証券とスルガ銀行で有利なのはどちらか? 」で比較したように、
短期で運用する場合は手数料が無料のスルガ銀行の方が有利になるのですが、4年以上の期間で運用する場合は、信託報酬も加味したトータルの手数料ではSBI証券の方が割安になるので、運営管理機関はSBI証券にするのがベストな選択と考えます。
で、このSBI証券なのですが、昨日から確定拠出
これまでこのようなキャンペーンはやってきていなかった(私の知る限りでは)ので、これから加入しようかと考えている人は、このキャンペーンを利用して加入した方が有利だと思います。
SBI証券の確定拠出年金の加入キャンペーンの内容
加入キャンペーンの内容は、次の通りです。
1)キャンペーンの対象者
2016/9/23(金)~2017/3/31(金)の間に、SBI証券の個人型確定拠出年金プランに新規で加入・移換の受付が完了した人
となっています。
つまり、私のように既にSBI証券の個人型確定拠出年金に加入している者は、残念ながら対象外となります。
2)キャンペーンの内容
・加入時・移換時手数料の手数料が無料
・月次の口座管理手数料が、2017年3月分まで無料
※別途、国民年金基金連合会および資産管理サービス信託銀行への口座管理手数料が掛かります。
となっています。
これを補足すると、次の通りになります。
まず、個人型確定拠出年金に新規で加入した場合、次の①~⑤の費用が発生します。
①~②はイニシャルでかかる費用で、③~⑤は毎月ランニングでかかる費用になります。
①初期手数料として、国民年金基金連合会への手数料(2,777円)
②初期手数料として、運営管理機関への手数料(1,080円)
③国民年金基金連合会への手数料(月103円)
④事務委託先金融機関への手数料(月64円)
⑤運営管理機関への手数料(SBI証券の場合、月324円)
で、今回、キャンペーンの対象となるのは、上記②と⑤の費用になります。
まず、②の費用(1,080円)がゼロになります。
次に、⑤の費用(月324円)が加入時期から2017/3/31(金)までの間、ゼロになるということになります。
なお、SBI証券の場合、預かり残高が50万円以上になると、運営管理機関への手数料はゼロになるのですが、月額の掛け金上限23,000円(サラリーマンの場合)を積み立てていくと、手数料がゼロになるのは22ヶ月目からで、21ヶ月間は手数料の負担があるという事になります。
仮に10月から始めた場合、10月~翌年3月までの6か月間手数料がゼロになるので、手数料の負担は15ヶ月間に抑制する事ができます。
早く始めた方が手数料面では有利になる
なお、以下のような点から、個人型確定拠出年金にまだ未加入で、始めようと思っている人の場合であれば、この機会に始めた方が良いと思います。
a.上述したように、私の知る限り、SBI証券ではこのようなキャンペーンをこれまでやってきていませんでした。(現に私の場合は、加入時に②の手数料は払っていますし、⑤の手数料もディスカウントなしに支払っています)
よって、次もやるかどうかわからず、場合によってはこのようなキャンペーンは今回限りになるのかもしれません。
b.月次の口座管理手数料が無料になるのは2017年3月分までなので、当然の事ながら、早く始めた方が無料の期間が長くなります。