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日経平均は反落。日銀の新スキームの効果は早くも息切れ?

日経平均 日経平均
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今日の日経平均は▲53円の16754円と反落。

売買代金は、前日より減少して2.2兆円台でした。

昨日のNY市場は、NYダウは+0.54%、sp500は+0.65%、ナスダックは+0.84%と、各指数ともに上昇でした。

特に、各指数ともにマドを空けての上昇となっており、ナスダックは一昨日に引き続き、高値更新となっています。

NYダウとsp500については、高値を抜く所までは戻り切れていないのですが、9/8~9にかけて空けたマドを埋める所まで上げてきています。

この流れを受けた東京市場なのですが、前日の大幅高の反動や為替が21日の水準よりも円高方向にある事から、日経平均は16759円で寄り付き、下落してスタートしました。

その後、日中の高値が16808円に対して、同安値が16725円と、日中の値幅が100円に満たない水準で上下し、動意薄のまま取引を終えました。

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昨日のNYはマドを空けての上昇。目先は、この上げの持続性を見て行くところ

昨日のNY市場の感じからすると、日本株も続伸で始まるかと思ったのですが、結果は小幅ながら反落でした。

日銀のあの゛まじない゛のような新スキーム(※)の効果は、早くも息切れという事になるのでしょうか?

(※)正確には、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」です。文字数で数えると16文字。

早口でしゃべろうとすると舌をかみそうになるので、「東京特許許可局」みたいな早口言葉にしてもいいかもしれませんね。

さて、昨日の記事「 日米の金融政策決定会合を受けて円高は進んだものの、米国株は上昇。結果としてイベントは無難に通過 」でも書いたように、ここから波乱含みの展開になるとした場合、そのきっかけはNY市場になると考えているのですが、昨日も上昇で、依然として堅調です。

ただ、昨日はマドを空けて上げてきているので、そのマドを埋める事無く、戻りの基調をそのまま持続できるかどうかという点が、目先的な注目ポイントになると思います。

また、NYダウとsp500については、昨日の上げで9/8~9にかけて空けたマドを埋めてきているので、そこで目標達成感が出るのか、それとも、そこでは止まらず更に上を目指す展開となるのかを取りあえず見て行くところかと思います。

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