今日の日経平均は▲28円の20110円と続落。
売買代金は前日よりも減少し、2.0兆円台でした。
本日は20154円で寄り付き、高く始まった後、前引け前の11時27分に20107円まで下落。
その後、一転して後場寄り後の12時40分には20191円まで上昇。
しかし、そこからは引けにかけて売り押される展開となり、結局20110円と、日中のほぼ安値圏で取引を終える形となりました。
今日の日経平均の日中安値は20107円まであったので、昨日の同安値20117円をわずかに割れる動きとなりました。
なお、昨日のNY市場は、ナスダックはプラスで引けたのですが、NYダウとsp500はマイナスでした。
6/20の記事「日経平均は3日続伸で、高値更新。NYの動きを気にしすぎだったのかもしれないが、一応アニバーサリーデイトに留意」で、次のような点はやや気になるという事を書きました。
「NYダウは5/18の20553の安値から1ヶ月近く上げてきて、昨日、窓空けで上昇し、高値更新となっている。
3/1に21169で一旦高値をつけた時も、1ヶ月近く上げてきて、3/1に窓空けで高値をつけた。
その際は、3/1の高値21169から、4/14の20379の安値まで、1か月半近く、調整する動きとなった」
NYダウはここから3/1にマド空けで高値をつけた時と同じような動き方となるのか? それとも一時的な調整にとどまるのか?
現状、NYダウは、6/19にマド空けで上昇となった後、6/20、21と続落となっています。
昨日は、日中の安値で21390まであった事で、6/16~19にかけて空けたマド(21384~21436)をほぼ埋めてくる形となりました。
よって、ここからNYダウがどう動いてくるのかは、一つ注目かと思います。
ここから反転に向かえば、6/20、21の続落は、マドを一旦埋めに来た動きとなります。
しかし、更に下げてくるようですと、3/1に高値をつけた時と同じような形となるのかもしれません。
仮に後者のような展開になると、日経平均も上値追いの展開とはなりづらくなります。
なお、現状、日経平均は2万円を超える水準に位置しているのですが、ここ最近の動きは、高値抜けとなってもその持続性がありません。
高値を抜けたと思ったら、その翌日や数日後には反落するという動きが、今年に入ってから続いている感じです。
また、売買代金も今一つ盛り上がりに欠けます。
もしも本格的な上昇波動に入っているのであれば、連日で高値追いとなってもおかしくないのですが、そうはなっていません。
という事は、今は高値圏に位置しているものの、本格的な上昇波動に入っていないのかもしれません。
現状はやや方向感が見えづらい局面にあると思いますので、もうしばらく動向を見て行くところになるのかと思います。