今日の日経平均は、昨日のNY高をうけて前日よりも170円程度高い20234円で寄り付いてスタート。
その後、すぐに6/2につけた高値20239円を更新。
10時53分には20318円をつけるところまで上昇しました。
そこからは高値圏で一進一退の動きに。
引けにかけては、やや値を落とす動きとなり、結局、寄り値と近い水準でクローズしました。
引け値は+162円の20230円で、3日続伸。
売買代金は前日よりも増加して、2.5兆円台となりました。
昨日記事を書いた段階では、ドル円は6/14の安値から反転方向にあったものの、NY株の動きが懸念される感じだったので、先行きはどうかと思っていました。
しかし、昨日のNY市場は大きく上昇。
ナスダックは高値抜けとはなりませんでしたが、NYダウ、sp500は高値更新となりました。
一応、NYダウの動きと、日経平均のアニバーサリーデイトに留意
これをうけて、今日の日経平均は、朝方に早くも高値抜けとなったので、やや慎重に考えすぎだったのかもしれません。
6/12の記事「日経平均は反落し、2万円割れ。ここから再度19000円割れとなるかもしれない」で、再度19000円割れもあるかもと書いたのですが、この見方は間違っていたようです。
なお、本日日経平均は、6/2につけた20239円の高値を抜けたので、もしも上げの波動に回帰しているのであれば、ここから更に上値を追う動きに入ってくると思われます。
その場合、5/2の記事「日経平均の予想|日経平均は5~6月に21000~22000円の高値をつける展開となるか?」で書いたように、まずは21,000円方向を目指してくるのではないかと思われます。
ただ、やや気になる点として次のような点が挙げられます。
①NYダウは5/18の20553の安値から1ヶ月近く上げてきて、昨日、窓空けで上昇し、高値更新となっている。
3/1に21169で一旦高値をつけた時も、1ヶ月近く上げてきて、3/1に窓空けで高値をつけた。
その際は、3/1の高値21169から、4/14の20379の安値まで、1か月半近く、調整する動きとなった。
②日経平均の動きを見た場合、6/25前後はアニバーサリーデイト(※)になっており、それまでの動きが反転するケースがある。
2015年のケースでは、20952(6/24)が年間の高値となり、以降、2016年2/12の安値14865円まで低迷する動きとなった。
2016年のケースでは、14864(6/24)が年間の安値となり、以降、本日に至るまで相場の上げが継続している。
(※)記念日。日柄的に見た場合、変化が生じやすいタイミング。
上述したような点は、またもや気にしすぎという事になるのかもしれないのですが、一応念頭に入れておいた方が良いかもしれない等と考えております。